「封印PGP」の話題
Modified: 25 Dec 1999
「封印PGP」とは、SOURCE NEXT社が販売している、メールの暗号化ソフトです。
封印PGPとは?
メーラーとの相性について
どうやって使うのか?
気をつけることは?
暗号化して送信し、受信して復号化する − EudoraProの方法
暗号化して送信し、受信して復号化する − OutlookExpressの方法
封印PGPとは?
封印PGPは、メーラーと連動して、作成したメールを暗号化して送信し、受信側で復号化して読むというものです。
インターネット上は、暗号化したメールが流れるので、盗み読みや内容の改竄が防止でき、また、署名をすることによって、送信元の照会をすることも可能です。
主な機能
- メールの暗号化、復号化
- メールの署名、照会
- ファイルの暗号化、復号化
暗号の形式
- Diffie-Hellman/DSS
- RSA
キーの長さ
512 から 4096 の任意に設定できる。デフォルトは、1024。
有効期限
有効期限の設定が可能で、無期限の設定もできる。
プラグイン対応メーラー
- EudoraPro
- Microsoft Exchange
- Microsoft Outlook97/98
- Microsoft OutlookExpress4
添付ファイルを暗号化できる、ファイルの暗号化機能もある。
動作OS
- Windows95/98
- WindowsNT4.0(SP3以上)
Windows2000 RC2 でも問題なく動作しました。
EudoraPro
「封印PGP」と、もっとも親和性がいいメーラは、”EudoraPro” です。
”EudoraPro”は、\3,800-(ライセンス料、1999年12月現在)です。30日間試用ができます。
http://www.kuni.co.jp/eudora/index.htmlこのメーラですと、プラグインとして組み込まれる他、送信時に、添付ファイルも含めて暗号化してくれます。
Outlook97/98
Office97に同梱のメーラである ”Outlook97” もプラグインされます。
しかし、送信時に、添付ファイルの暗号化はできないので、添付前に、「PGPツール」で暗号化しておき、その暗号化されたファイルを添付して送信することになります。
OutlookExpress
Windows標準のメーラである ”OutlookExpress” もプラグインされます。
しかし、送信時に、添付ファイルの暗号化はできないので、添付前に、「PGPツール」で暗号化しておき、その暗号化されたファイルを添付して送信することになります。
以下の制約もあります。
- プラグインとして、"署名 (S/MIME)"と"暗号化 (S/MIME)" も登録されますが、これらは働きません。
- OutlookExpress5 は動作しません。
その他のメーラー
上記3つ以外は、プラグインがありませんので、暗号化は都度一旦クリップボードにコピーし、クリップボード上で暗号化して、暗号化されたテキストに入れ替えて、送信することになります。
したがって、この方法は、一応できるものの面倒ですから、お勧めできません。
どうやって使うのか?
まず、インストールします。
引き続いて、PGPキーを作成します。
公開キーの交換をするか、または、サーバーに転送します
公開キーの交換は、以下のように行います。
- 自分のPGPの公開キーを相手に送り、自分宛のメールには、その公開キーで暗号化してもらいます。
- 相手からも、相手の公開キーが送られてきますので、自分のPC(PGPトレー)に登録します。
サーバーへの転送は、PGPキーを開いて、サーバーへ転送できます。
暗号化と送信
メールの送信は、まずは普通に作成し、暗号化するボタンを押して、送信します。すると、本文が暗号化され送信されます。
受信と復号化
受信すると暗号化されたテキストを受け取ります。秘密キーで復号化すると読むことができます。
気をつけることは?
キーを失わないこと
キーは、ランダムなデータで作られているので、復旧は不可能です。
絶対に失わないよう、多重にバックアップを取っておきましょう。